2017.10.15 -original wedding-

 

付き合ってから結婚するまで干支が一回りしてるんです!と明るく話す新婦さん。
学生時代からお付き合いされ、社会人となり、遠距離恋愛を経て12年以上ご一緒にいるおふたりは新婚というより、長年のご夫妻かのように安定していて。

小さな町の同級生同士のため、勿論ゲストも共通のご友人が多く、プチ同窓会のような、賑やかな一日は、結婚式の準備もご友人方が沢山お手伝いしてくださったのです。
前日、ご友人には地元の学生時代のジャージをお持ちいただくようにお願いいたしました。やるなら、とことん楽しんでいただきたくて。
ご友人には当日まで楽しみにしててね!ではなく、ネタバレなんて関係なく、一緒にワクワクして準備を楽しんで当日を迎える、という、学園祭のような結婚披露宴にしたかった。
ご友人だけではなく、高砂のバックパネルは、新婦さんのお父様が作られたもの。
一つの大イベントはヘアカットショー。およそ3分でロングヘアをカットしてセットするという、お世話になった先輩美容師の匠の技も披露して。
新郎新婦さんのお人柄もあるのでしょうが、皆さん、すごく楽しい方々で、お二人の結婚式を首を長くして楽しみに待っていたようにも感じられました。

挙式は地元らしく、遠方の方々には観光も兼ねて楽しんでいただきたい、という想いで、岩手でも有名な観光地の一つ、「猊鼻渓」という場所を選ばれました。
船頭さんの生歌が響き渡る舟上結婚式は、圧巻です。
観光で訪れていた方々にもご祝福いただき、花嫁さんを見ると、ほっこり幸せな気持ちになるものですね。
おふたりや大切なゲストの皆様には良き思い出の観光地になっていただければ嬉しいです。

 

photo : yui sugawara

flower : humming bird

place : 猊鼻渓 / 及善別邸 the esprit

 

おふたりの一日の様子はゼクシィネットでもご覧いただけます