2018.9.23 -original wedding-

 

おいそがしい日々を送られているおふたりと最初にお会いしたのは、お仕事帰り東京から夜行バスで岩手入りをして、結婚式の場所となる猊鼻渓の下見にいらしていただいた時。
それからは、私たちを信じてくださり、オンラインでのお打ち合わせを重ねて参りました。
結婚式の前日にお会いした時、2回目とは思えず、ずっと前からお会いしているような不思議な感覚を覚えています。

 

新婦さんは神奈川県ご在住なのですが、ご両親様が気仙沼ご出身・東京ご在住で、以前、観光で猊鼻渓を訪れてから、猊鼻渓が大好きになられたようです。
一方、新郎さんのお父様が山形のご出身・埼玉ご在住で、お互い東北にご縁があることで岩手の観光地でもある猊鼻渓での舟上結婚式を選ばれました。

 

迎えた当日は、秋晴れの良い日で、人前式ではお琴の演奏が心地いい音色。
ゆっくり前進する舟では船頭さんの生歌が名物で、東北での結婚式のお祝いで欠かせない【長持唄】も歌って下さります。

 

誓約書では互いにプレゼントした万年筆を使用してサインをし、物書きをお仕事にされてるおふたりらしい演出でした。
ちょうど、ピカチューの電車が通り、おふたりを祝福しているように感じました。

 

舟上結婚式の後はご会食会場へ移動し、
綿帽子を外すと新婦さんが手作りされた水引のヘッドアクセが輝きます。
余韻が残りつつもその日に東京にお戻りになられたおふたり。
あっという間の一日でしたが、とても内容が濃く充実した一日でした。
hiroshiさんayumiさん、また東京に行ったらご飯しましょうね!
私たちを信じて任せて下さり、ありがとうございました。

 

photo : lamp photography

hairmake : hair gallery yayoi

kimono/tx : the kimono shop

place : 猊鼻渓 / 及善別邸 the esprit