Ryotaro & Yukie CEREMONY PHOTO WEDDING DAY
ー THE DAY STORY ー
あたたかな春の陽気に包まれた5月。
今回のフォトウェディングは、ホテルメトロポリタン盛岡 NEW WINGで迎えました。
当初は、日光での前撮りを希望していたお二人。
でも実はこの時、新婦さんのお父様は、闘病中で余命宣告を受けている状態だったんです。
そんなお父様の体調を考え「結婚式当日まで持たないかもしれない」と、新郎さんが岩手での撮影を提案してくださいました。
そんな時、新婦さんの目に留まったのがアンスールのSNS投稿。
「心ある文章に感動し、私もこんな風に想いを大切にしてくれる人にお願いしたい」
そう感じてくださったことがきっかけで、お二人とのご縁が始まりました。
お父様が闘病中という状況の中で、私がプランナーとして強く感じたのは
「この時間をただの前撮りで終わらせてはいけない」ということ。
お二人とご家族が後悔しないよう、状況を見極め、最善のご提案をして“カタチ“にする ー
これこそが、私が入った意味だと強く感じたのです。
このフォトウェディングで、お二人が何よりも大切にされていたのは「家族写真を残す」ということでした。
まずは、天候に左右されず、お父様の体調の変化にも対応できるホテルをご提案。
あとは、その大切な“想い”をどうすれば一番良いカタチで叶えられるのか。
さまざまな状況を踏まえると、一般的な挙式を行うことがご家族にとってベストなウェディングではないと感じていたのです。
今できることの中で、なるべく“想い”がカタチになる時間を作りたい ー
そう考えた私の最善のご提案が「結婚式風の写真を撮り、その時間を遺す」ということでした。
そして、その延長線上に自然と生まれたのが、「ご家族だけのプチ結婚式」だったのです。
そして迎えたフォトウェディングの日。
当初お父様とお母様は、簡単な撮影に少し顔を出す程度のお気持ちだったそうです。
しかし「この大切な時間そのものを遺したい」という二人の想いを共有し、家族みんなで向き合う時間が生まれました。
セレモニーでは、お父様とお母様への想いを手紙にのせて。
そして大切なメッセージの中に、私にも感謝の言葉をかけてくださった新婦さん。
その優しさあふれるお人柄と、紡がれたあたたかな言葉に、涙を堪えることができませんでした。
あの日の感動は、今でも私の心に深く刻まれています。
想いをのせたレターセレモニーのあとは、ご両親へ花束と記念品をプレゼントし「ご家族だけのプチ結婚式」は終盤へ。
新郎さんからご両親へのスピーチで、セレモニーを締めくくります。
そしてそこには ー
想いのこもった言葉を受け取り、思わず涙を浮かべるお父様の姿がありました。
この日を迎えるまでに重ねてきた “たくさんの想い“
そのすべてが、まっすぐに届いた瞬間でした。
「ご家族だけのプチ結婚式」
結婚式のようにバージンロードを歩き、退場するお二人をフラワーシャワーで祝福。
お父様にもお母様にも参加していただき、家族みんなでつくる、家族のための結婚式は華やかに幕を閉じました。
セレモニー後には、チャペル内で少しフォトタイムを。
どことなく安心したようにも見える、そんなお二人の表情がとても素敵ですよね。
そして、お二人の一番の希望であった「家族写真」
最初は写真撮影に乗り気でなかったお父様でしたが、お二人の想いに心を動かされ、最後にはかけがえのない「家族写真を残す」ことができたのです!
この日の特別な笑顔と記憶が、いつまでも色褪せないものになりますように。
セレモニー後は、朗らかなお二人にぴったりなロケーションへ。
この日は一段と美しく見える岩手山をバックに、スタッフも一緒に楽しみながらの撮影でした。
盛岡駅からすぐ近くにある、自然と街並みの調和が美しい「木伏」でも撮影を。
新緑に映える お二人の柔らかい表情がとても印象的でした。
柔らかな黄色が美しいの 山吹 と一緒に。
山吹には、葉が揃ってから 花を咲かせるという不思議な特徴があります。
なかなか花を咲かせてくれないことから、花言葉には「待ちかねる」という意味が。
まさに、今日の日を“待ちかねた“お二人にピッタリで、じんわりと心があたたかくなる
ー そんな撮影になりました。
ウェディングをカタチにするとき、一番に大切にしたい“想い“
二人の想いはもちろん、
大切なご家族の想いもカタチにする。
そのために最善のご提案をし、お二人に合った お二人だけの結婚式をプロデュースする。
ウェディングプランナーの私が入る意味は、そこにあるんだと強く感じた お二人との出会い。
お二人と、ご家族にとって、この日の記憶がかけがえのないものでありますように。
それが私の“想い“です。
ー VOICE ー
最後に、お二人から未来のアンスール花嫁さんへ。
はじめは、アンスールさんのSNSの心のこもった投稿に惹かれ、「こんな想いで向き合ってくれる人にお願いしたい」と思ったことがきっかけでした。
今回私たちは、病気の父を迎えての撮影でした。
余命半年と告げられ、結婚式に出られるか分からない状況の中、「一緒に小さな結婚式のような時間をつくりましょう」と提案してくださり、退場シーンでは父と母に花びらを投げてもらうことができました。
両親へ感謝の手紙やプレゼントを渡すことができ、私たちにとっても家族にとっても かけがえのない日となったこと、本当に感謝しています。
父と母も「ここまで考えて準備してくれたことが本当に嬉しい」と感動していました。
結婚式も前撮りも、一生に一度の大切な時間です。
だからこそ、自分たちの想いはもちろん、家族への想いも大切にしながら、その一瞬一瞬を楽しんでほしいと思います。
そして、遠慮せずに小山さんにたくさん想いを伝えてください。
きっとすべてを受け止め、最高のカタチで叶えてくれるはずです。
ー CREATER & ITEMS ー
CEREMONY : ホテルメトロポリタン盛岡 NEW WING
ROCATION:木伏
DRESS : ヒラトヤブライダルファッション
TUXEDO : ヒラトヤブライダルファッション
PHOTO : 坂上命
MOVIE:ビデオプラザ神奈川
FLOWER : Hummingbird
HAIR & MAKE : Pinaco Brides
Unesuele WEDDING PLANNER:小山美衣子

