Ryotaro & Yukie WEDDING 〜Another Story〜
ー THE DAY STORY ー
5月に行われた とある フォトウェディングのアナザーストーリー。
「お父様と一緒に家族写真を撮りたい!」と、地元 岩手でフォトウェディングを行うことを決めた新郎新婦様。
実は当時、新婦さんのお父様は闘病中で余命宣告を受けていたんです。
ご家族にとって大切な1日をプロデュースをさせていただくからには、ただのフォトウェディングで終わらせてはいけないと。
そう思って迎えた当日。
全員で過ごしたひとときは、何にも変え難い「家族の時間」となり、唯一無二の家族写真も撮影することができました。
無事に終わったと思われたお二人のウェディングでしたが、実は「もう一つ大切なストーリー」があったのです。
実はこの日、お父様からプランナーの私へ直々にご相談があり、後日ひとつの動画を撮影することに。
「半年後の娘の結婚式に出席できないかもしれないから、長渕剛の『乾杯』を2番から歌っている姿をビデオに撮ってほしい」
お父様からのご相談は、新婦さんへ“最初で最期のサプライズビデオレター”を贈りたいというものだったのです。
結婚式という特別な日をプロデュースする立場としても、
一人の人間としても、
お父様の“想い”をしっかりと新婦さんに届けたいと思い、全力でサプライズのお手伝いをさせていただきました。
口数は少ないお父様でしたが、若い時から音楽が大好きだったそうです。
そんなお父様が新婦さんへ送るこの曲は、父なりの“娘への応援歌”だったのかもしれませんね。
…それから2ヶ月半後
「人生悔い無し」とお言葉残して、お父様は天国へ旅立たれました。
お父様の最期の一言に込められた
様々な意味が、意図が、想いが、結婚式当日にまるで1本の糸が繋がったようにわかるのです。
結婚式当日。
お父様は出席することが叶いませんでしたが、あたたかなゲストの皆様とご家族に見守られ、終始笑顔で過ごされるお二人。
ー そしていよいよ、上映のときが。
家族の誰にも内緒で撮影したこのムービーを見て、大粒の涙を流される新婦さん。
涙を流しながらも、しっかりとお父様の声に耳を傾ける姿が印象的でした。
結婚式で永く永く愛されているこの曲を、今一度皆さんに聴いていただきたい。
お父様からの優しくも強い想いが、会場いっぱいに広がり、誰もが涙する。
そんな心を動かす力が、この曲にはあると思うんです。
『どうか どうか 末永く幸せになってね』
言葉以上の想いが届いたサプライズムービーは、新婦さんへのメッセージと共に幕を閉じました。
夫婦となり、家族となった新郎新婦のお二人。
この先、楽しいことだけでなく、立ち止まることもあるでしょう。
そんな時は お父様が贈ったこの曲が、いつまでもお二人の心を温かく、そして力強く照らしてくれるはず。
ー この家族写真のような『最愛』の笑顔で。
ー CREATER & ITEMS ー
PHOTO : 坂上命
MOVIE:ビデオプラザ神奈川
Unesuele WEDDING PLANNER:小山美衣子
